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土に還してあるお骨はどうすればよい?

以前、旧細入村の女性サークルから依頼があり、「お墓事情」という講座をさせていただきました。

講座終了後、三重県から富山に引っ越しをして、三重に古い墓があるという女性から、こんな質問をいただきました。

お骨壺に入ってない土に還したお骨はすべて持ってこないといけない?

富山に来てからもう何十年も経ち、残してきたお墓を墓じまいしないといけないと思いながら現在に至るとおっしゃっていました。

 

この質問の返答についてですが、基本的には墓じまいをする場合は、墓石の撤去だけでなく、その下に埋葬されているお骨も掘り起こして、完全な更地にして墓所を戻す必要があります。

なぜなら、その空いた墓所はまた再販されることが多く、新しい墓石の基礎工事のときに土を掘り起こすため、お骨が出てきて困ってしまうという事態を避けるためです。

 

自分たちで土からお骨を掘り起こせない場合、撤去工事を依頼する石材店に頼むことになるかと思います。

 

スナダ石材では、お骨の掘り起こし作業から、そのお骨を骨壷、または骨袋におまとめしするところまでさせていただきます。

墓じまいとは、要するに骨じまいだった

墓じまいと聞くと、墓石を撤去することばかりがクローズアップされますが、墓石の処分そのものよりも、実はそこに納骨されているお骨がどのような状態なのか、またお骨はどこに行くのか、の骨じまいがおろそかにならないようにと考えています。

 

講座でも、縄文時代から続く死者の尊厳が、現代においては墓じまいでこそ発揮される必要があると思います。