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【実家の墓じまい】母が大そう気に入っていた墓をしまう

2018年8月に、BBT富山テレビの夕方のニュースで放送された「墓じまい」について、私、スナダ石材のメモリアルアドバイザー・砂田嘉寿子が取材されました。

こちらは、中日新聞と富山テレビの合同企画ということで、TV放映より先に中日新聞にも記事が掲載されました。

BBTニュースをご覧になられたというお客さまが、実家の墓じまいのご相談をしたいということでご来店されました。

 

そのお墓は、スナダ石材で建立したもので、まさにこの放送を自分事としてご覧になられていたようです。

 

セメントで作られたお墓を、新しく建て替えたのが平成8年。

 

お父さまは出征して満洲で戦死。女手一つで子ども三人を育てたお母さまは、新しく建ったお墓を見て、大喜びしていたそう。


そんな大切なお墓でしたが、寺が廃寺となり、その境内墓地は借地であったため、移転しなくてはならず、また子供たちは嫁いだり、婿養子に入ったりと跡継ぎがいないので、今後墓に入る人、そして守っていく人がいないこともあり、墓じまいをすることに。

 

「女手一つで子どもを育て上げ、慎ましく生きた信心深い母だったから、私たちの手でちゃんと見送りたい。墓をそのままにして死んでいけない」

と考え、ご姉弟とその息子さまで相談されてのご来店でした。

 

どちらかというと、他店で建てた50年以上前の古い墓の墓じまいが多いですが、こうして私たちが作り、気に入っていただいていた墓をしまうのも一つの使命だと感じています。

 

それを壊すのは寂しいなという気持ちはあるものの、ご家族の二十数年の月日に寄り添っていたであろうお墓の話を聞かせていただき、少し誇らしくなるのでした。